ツーリングの強い味方。ガソリン携行缶を手に入れた話

こんにちは。信濃路ライダーです🐝

長野県内を相棒(STEED400)と一緒にフラフラとツーリングしています。

 

 

先日、楽天で買ったガソリン携行缶が届きました。 

これまではツーリングに夢中になるあまり、ガソリンの残りが少なくなっているのに気がつかず、リザーブに切り替えて、泣きながらガソリンスタンドを探すことがありました。

(下手な山の中でガス欠にならなかったのがせめてもの救い)

 

ガソリン携行缶があるのとないのとでは、ツーリング中の安心感が違いますね。

今回はそんなガソリン携行缶を選ぶ上でのポイントをいくつかご紹介。

 

ガソリン携行缶というとたくさん種類がありますが、

  1. きちんとした規格のものである
  2. バイク本体に装着しても邪魔にならない
  3. アメリカンバイクである相棒(スティード400)に似合う

以上、3点を重視して携行缶を選びました。

 

 

 目次

 

ガソリン携行缶の「規格」とは

ガソリン携行缶の規格には、消防法で決められた試験に合格したことを表すものが2種類あります。

 

1つ目は「KHKマーク」。危険物保安技術協会による、国内の試験基準に合格したことを表すものです。

2つ目は「UNマーク」。国際連合勧告の基準に合格したことを表すもので、こちらは外国の機関等で表示されたものであっても、原則として消防法に定める運搬容器の基準に適合しているものとして扱えるそうです。

※参考:東京消防庁 危険物保安技術協会

 

 この2つのマークのいずれかがあれば、消防法に基づいたガソリンの携行缶として安全に使うことができます。

私は「UNマーク」がついているものを選びました。

 

 

携行缶の容量と取り付けた場所

バイク用は0.5L〜2.0L位のものが多いですが、100km圏内にガソリンスタンドが無いという場合を除けば、1.0Lくらいあれば安心かなと思います。

バイクに取り付けるにもちょうどいいサイズ感かと。

 

ガソリン携行缶を車体に取り付けるにあたって、候補が4ヶ所ありましたが、

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  1. 横向きにしたくない
  2. チェーンに巻き込まれそう
  3. エンジン近くは高温にならないか不安

これらの理由から、フロントフォークに取り付けることにしました。

シーシーバーがあれば、そっちに取り付けてもいいかもしれませんね。

 

 

選んだガソリン携行缶はコレ

安全基準をクリアし、携行缶の容量と取り付ける場所も決まりました。

あとは相棒(スティード400)に取り付けても違和感がないデザインで、ホルダー付きという条件で探しました。

 

その結果、選んだガソリン携行缶がコレです。


 

 

岡田商事製(UN規格適合品)のガソリン携行缶と牛革のボトルホルダーがセット。

携行缶のサイズは20.5cm × 10.5cm。

容量は1.0L。

ボトルホルダーの金具部分が真鍮とシルバーから選べ、ステッチカラーは8色から選べます。

キャップは給油用のノズルが内蔵されています。

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特に、給油用のノズルが内蔵されてるのは地味に重要だと思います。

ノズルが付いていないタイプだと、給油用の漏斗を用意しないといけないですから。

 

ガソリン携行缶を扱う上での注意点

  1. 直射日光を避ける。
  2. 完全に密閉する。長期間ガソリンを入れておく場合は、定期的にフタを開ける。
  3. ガソリンは長くても半年ほどで使い切るようにする。

 

いくら安全基準を満たした携行缶であっても、中身は引火性の非常に高いガソリンです。

完全に密閉されていなければ、エンジンの熱や静電気などで引火してしまう可能性があります。

それに、ガソリンが古くなってしまうとエンジンにも良くありません。

 

ツーリングに出発する時に携行缶に給油をしておき、ツーリングから帰ってきたらガソリンタンクに入れてしまいましょう。

古いガソリンは処理が大変なようなので。

 

 

まとめ

ガソリン携行缶を選ぶ上では、

  1. きちんとした規格の商品を買う。
  2. 燃費やツーリング距離と相談して、容量を決める。
  3. 車体に固定する場合は、ボトルホルダーも用意する。

以上3点に注意して選びましょう。

 

楽しいツーリングに夢中になるあまり、給油を忘れがちになります。

自身のガス欠への備えや、ツーリング先でガス欠になっている人を助けたりすることもできます。

極端に大きな荷物ではありません。

 

ガソリン携行缶をひとつ。備えとして持ってみてはいかがでしょうか。

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