【トラブル時】常備しておきたい非常食の話【バイクツーリング】

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こんにちは。信濃路ライダーです。

長野県内を相棒(steed400)と一緒にフラフラとツーリングしています。

 

 

バイクツーリングをしていると、パンクやマシントラブルなどの経験がある方は少なくないと思います。

場所によっては、レッカー車が来るまで、外で長い時間待つこともあります。

季節によっては、体力を温存しておかなければならない時もあるかと思います。

 

 
 
 
 
 
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今回は、「遭難」…とまではいかなくても、ツーリング中にトラブルになり、レッカー車や救助を待つまでの間、体力を温存するための非常食についてご紹介。

 

 

 

目次

 

 

非常食を常備しておこうと思ったきっかけ

「非常食を常備しておいた方がいいかも…」と思うようになったきっかけは、VIBES 2021年9月号の特集『バイカー必須の車載工具 TOOLS ON THE ROAD』。

常にくくりつけてあるバッグの上部に必ず入っているペヤング

(中略) ペットボトルの水を入れて15〜20分置けば食べられます。水のままです。大丈夫です!

VIBES (バイブズ) 2021年9月号(vol.335)より)

 

 

 

いろんな方の車載工具が紹介されている中で、異彩を放つ「ペヤング」の文字。

トラブルに備えて最低限の工具は必要という認識はありましたが、状況によっては非常食も必要だなと感じました。

 

また、今年(2022年)の9月のはじめに相棒(steed400)が急にエンジンがかからなくなり、レッカー車が来るまでの1時間少々待ちつづけるトラブルに。(今年2回目のトラブル)

幸い凍えるようなことはありませんでしたが、春先や11月下旬〜12月はじめの頃だったらと考えると「何かしら準備をしておいた方がいいかも」と思いました。

 

 

 

「非常食」の条件とは

それでは、非常食を選ぶ上での条件をいくつか確認していきましょう。主な条件は以下の4つ。

 

  1. 火を使わない。
  2. 軽くてかさばらない。
  3. 保存がきく。
  4. カロリーが高い。

 

この条件を見ると、「ペヤング」いいかもしれないですね。笑

 

参考までに「登山の非常食」の具体例を見てみると、

乾パン、カロリーメイト、ビスケット類、ナッツ類、チョコレート、レーションなどが挙げられています。

 

 

 

どれくらいのカロリーが必要か

前述の条件に「カロリーが高い」とありましたが、どれくらいのカロリーが必要なのかを見ていきましょう。

 

船舶用救難食糧である「ER(イーアール)」を製造・販売をしている「萬有栄養」のHPによると、「1食分は約274kcal」とのこと。最低限のカロリーを274kcalとし、これを基準に気軽に買える非常食候補を見ていきましょう。

萬有栄養がお届けする、非常食品「ER」のはなし - 萬有栄養

 

 

 

 

チョコレート

まずはじめに「チョコレート」。

数年前に北アルプスで遭難・救助されたニュースがありましたが、ここで注目されたのがチョコレートでした。

その方は「水を飲み、持っていたチョコレートを小分けにしながら食べて」救助を待っていたそうです。

またチョコレートには「テオブロミン」というリラックス効果のある成分が含まれているとのこと。

 

明治の「ミルクチョコレート」は1枚:283kcalなので、1枚で1食分を賄えます。

明治ミルクチョコレート 50g | チョコレート | 株式会社 明治 - Meiji Co., Ltd.

軽くてかさばらずに、1枚でカロリーを補えるのは素晴らしいですね。

ただ夏場には溶けてしまう恐れがあるので、季節を選ぶ非常食となります。

 

※アレルギーのある方には、アレルゲンフリーチョコレートというものもあるそうです。

(1枚:356Kcal)

 

 

 

羊羹(ようかん)

2つ目は「羊羹(ようかん)」です。

意外にも賞味期限が長く、スポーツや登山の携行食として使われており、災害時の携行食として「警視庁の災害対策課」からもおすすめされています。

 

 

ツイートにある「5年保存できる羊羹」ですが、これは井村屋(株)の「えいようかん」のことで、賞味期限は5年6ヶ月だそうです。1本:171kcal。こちらは1食分を賄うには2本強は食べないとダメですね。

水がなくても食べやすく、簡単に開けやすく、食べやすい包装となっているようです。アレルギー物質不使用。


 

 

 

 

カロリーメイト

最後はバランス栄養食の代表である、大塚製薬の「カロリーメイト」のブロックタイプ。

5大栄養素がバランスよく取れ、1本:100kcal

味は5種類から選べます。(チョコレート・チーズ・メープル・バニラ・フルーツ)

1箱(4本入り)を用意しておけば、1食分+αを賄えるカロリー。

欠点をあげるとすれば、水分が欲しくなるところでしょうか。

 

ちなみに、同じく大塚製薬の「ソイジョイ(SOYJOY)」で一番カロリーの高いのが「ソイジョイ(ピーナッツ)」で1本:149kcalなので、2本は用意しておきたいところ。

 

 

 

まとめ

  1. 火を使わない。
  2. 軽くてかさばらない。
  3. 保存がきく。
  4. カロリーが高い。

 

以上の条件を満たす「非常食」候補をご案内しました。

簡単に用意できる点と、季節を気にしなくてもいい点から、「羊羹」「カロリーメイト」「ソイジョイ」あたりがおすすめですかね。

 

今回ご紹介した「非常食」は、ツーリングに行くにあたって、必ず準備しなければいけないものではありませんが、万が一の備えであったり、小腹が空いた時のおやつ感覚でバッグに忍ばせておいてはいかがでしょうか。

 

 Kindle Unlimitedなら、今回参考にした「VIBES(バイバズ)」や過去のバイク雑誌も読み放題。

 

 

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