【防寒対策(上半身編)】冬のツーリングには「ノースフェイス & ユニクロ」がおすすめな話【ジップインジップ】

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こんにちは。信濃路ライダーです。

長野県内を相棒(STEED400)と一緒にフラフラとツーリングしています。

 

 

12月から2月下旬は最低気温はマイナスがデフォの長野県ですが、標高が高い所だと11月のはじめでも気温が一桁台ということもザラにあります。

 

 

そんな長野県ですが、雪が無く天気がよければフラフラとツーリングに出かけたくなるのが、バイク乗りという生き物。

今回は、冬ツーリングにおける防寒対策(上半身編)のお話。

冬ツーリングの防寒対策を考える上で、登山を趣味とする人たちの防寒対策を参考にしました。

 

キーワードは、『防風と保温』です。

 

 

目次

 

 

 

「気温0℃ & 時速60km」で走行した時の体感温度は?

夏場に風が吹けば涼しく感じるように、風があるとないとでは体感温度が変わってきます。

実際のところ、気温0℃の時に時速60kmでツーリングしていた場合、どれくらいの体感温度になるのでしょうか?

 

高精度計算サイトを参考に、気温0℃ & 湿度30%の中、時速60km(風速 約17m/s)で走行した場合の体感温度は『約-15.0℃』でした。

(https://keisan.casio.jp/exec/system/1257417058)

 

日常生活での防寒着では、物足りないどころの話ではないですね。

冬ツーリングには、しっかりと防寒対策をしなければいけないことが改めて確認できたかと思います。

 

 

 

『防風と保温』

それでは、冬ツーリングにおける防寒対策のキーワードである『防風と保温』について掘り下げていきましょう。

 

まずは、『防風』。

防寒対策でどんなに厚着や重ね着をしていても、冷たい空気が入ってきたら元も子もありません。

体温で温められた空気の層に、外気(冷)が入ってくるとすぐに体温が奪われてしまいます。

最も対策すべきは、『防風対策』。

アウターに求められることは、「いかに冷たい空気を入れないか」になります。

 

 

続いて、『保温』。

上記のようにアウターで外からの風を防ぎつつ、中では温かい空気を保つ。

せっかく外気(冷)を遮断しても、体温で温められた空気が維持できなければ、防寒対策も効果半減。

インナーで求められることは、「体温で温められた空気の層をキープする」です。

 

 

実は以前、この2点については私自身ユニクロで完結していました。

アウターは「ブロックテックパーカー」。

インナーは「ウルトラライトダウン」。

 

しかし、流石に長野県の冬にツーリングする装備としては防御力が不足しており、上記2点に加えて、長袖ヒートテックと腹巻きを装備していましたが、昼ごはんなどで店に入ると食後には汗だくに…

かと言って、ウルトラライトダウンを脱いでツーリングするとすぐに寒くなってくるという悪循環。

何かいい方法はないかと模索する日々を送っていました。

 

 

ノースフェイスとユニクロがジップインジップで"防風と保温に優れたアウター"に

そんな中、ネットで発見したのがノースフェイスの「ZIP IN ZIP SYSTEM(ジップインジップシステム)」というもの。

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(https://www.goldwin.co.jp/store/ec/contents/tnf_functionlist.html#tnf_zipinzip)

ノースフェイスのマウンテンジャケットやスクープジャケットなどが専用のダウンジャケットやフリースと、「ファスナー同士で一体化」できるという機能です。

この「ZIP IN ZIP SYSTEM(ジップインジップシステム)」を利用することで、防風・保温に優れたアウターを手に入れることが出来ることを知りました。

 

ノースフェイスの中でジップインジップ対応商品は以下の3点になります。

 

1.マウンテンジャケット


 

 

2.マウンテンライトジャケット


 

 

3.スクープジャケット


 

 

マウンテンジャケット & マウンテンライトジャケットはGORE-TEX対応。スクープジャケットはHYVENT対応ですが、防風性はそこまで差はないかと思います。

防水性に関しては、レインウェアを別に持っているのでGORE-TEXまでこだわらなくてもいいかなと思い、私はスクープジャケットを購入しました。この辺はお好みでどうぞ。

これで「防風問題」はクリアです。

 

さて、実はこの「ZIP IN ZIP SYSTEM(ジップインジップシステム)」は、「YKKの5VSファスナー」を使用しているものであれば、他のメーカーのダウンジャケットやフリースとも一体化ができるとのこと。

ユニクロやワークマン、しまむらがジップインジップできる商品を扱っているそうです。

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ユニクロの「ファーリーフリースフルジップジャケット」も「YKKの5VSファスナー」を使っています。

ノースフェイスのジップインジップシステム対応のアウターと一体化できるので試しにやってみました。

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その結果がこちら

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スクープジャケット黒(THE NORCE FACE:size M)

ファーリーフリースフルジップジャケットRED(UNIQLO:size L)

 

普段はユニクロのS〜Mサイズがちょうどいい私には、スクープジャケットのMサイズがゆったり着られるサイズ感でした。

スクープジャケットは着丈が長いので、ファーリーフリースフルジップジャケットはワンサイズ上がジャストサイズになります。

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ちなみにジップインジップする時は、ファスナーの関係上「左半身→右半身」の順番でやった方が取りつけしやすいです。

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ダウンジャケットがお好みの方は、しまむらのダウンジャケットがジップインジップ出来るそうなので試してみてください。

 

これで「保温問題」もクリア。

 

実際に使ってみて

着た感じは若干着膨れてるように見えますが、ファーリーフリースフルジップジャケットにはポケットがある分、お腹のあたりの保温性はバッチリと言ったところでしょうか。

 

これまでみたいに、「長袖ヒートテック & 腹巻き」を装備してなくても快適にツーリングできました。

またスクープジャケットに加えて、ファーリーフリースフルジップジャケットは全12色から選べるので、色の組み合わせも自由自在ですね。

 

ちなみに、ワークマンの電熱ベストもジップインジップ対応のようですが、今でも充分暖かいのと、スイッチ操作がしづらそうな印象から、まだ手を出していません。

(追々、買ったら追記しようと思います)

 

2023/01/18追記

ワークマンの電熱ベストを確認したところ「YKKの5VSファスナー」を使用していないようでした。

 

まとめ

冬ツーリングの防寒対策。

いかにして冷気を遮るか。

いかにして暖かい空気を維持するか。

そうは言っても見た目も気にしたい。

 

ノースフェイスで『防風対策』をしつつ、で『保温』もできて、重ね着特有の「脱ぎ着の煩わしさ」問題を解決できる。

アメリカンバイク乗りの冬の服装として、「ノースフェイス & ユニクロ【ジップインジップ】」おすすめです。


 

 

とは言え、寒ければ路面の凍結の心配もありますし、電熱線インナーには劣るのであまり無理のないツーリングをば。

 

 

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